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by 1maki7
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『白虎隊』日テレ年末恒例だった時代劇スペシャルの中でも秀逸でした。

『白虎隊』日テレ年末恒例だった時代劇スペシャルの中でも秀逸でした。 

昭和のこの頃の年末時代劇はどれも良い作品でした。
 

會津藩の頑なまでの誠実さが浮き彫りに描写されていて、 

泣かされました。

懐かしい。 

このドラマをきっかけに 

幕末の出来事に興味を持つようになり、 

多くの幕末関連書籍を読むようになりました。 

この物語は単に白虎隊だけに焦点を合わしたのではなく、

その時代の会津藩と幕府との葛藤や、

新撰組ならびに薩長の時代背景なども

よく表しています。 

官軍だったはずの会津藩が 

いつのまにか賊軍と呼ばれるようになっていく様子が、 

数々の人間ドラマとともに感動的に描かれています。

特に印象的なのが国広富之演じる神保修理の最期。 

「誰をも恨むな!」と言い残して自害する修理、 

後を追おうとする修理の妻・雪子(池上季美子)、 

それを止める雪子の父・井上丘隅(森繁久彌)、 

塀の外には「許せ・・」の言葉とともに嗚咽する 

修理の父親・神保内蔵助(丹波哲郎)の姿、 

そしてバックには堀内孝雄の「愛しき日々」が流れるなど、 

これでもかというくらい心に訴えかけてきます。 

まさに感動の名場面といえるでしょう。 

ほかにも、 

「見てやるぞ・・薩長の連中がどんな国を作るのか、 

どんな世の中作るのか、じっくりと見てやるぞ・・」 

と声を絞り出しながら壮絶な自刃を遂げる萱野権兵衛(西田敏行)、 

土方歳三(近藤正臣)の『会津は最後まで我らを裏切らかった…』 

西郷一家の自刃の悲劇。 

「いいなあ、俺たちの国は」、 

「こんな美しい国を薩長の連中に荒らされてたまるか」、 

そして飯盛山での集団自決の断末魔の中での 

「今度生まれてくるときも、また会津で会おうな」 

正規の軍服が買えない白虎隊士の母親が、 

ありあわせの生地の中から、 

草色の軍服を縫って手渡すシーン 

などの名場面。 

全体として会津の悲劇を史実に忠実にたどっており、

ストーリー性を高めるため随所に盛り込まれた演出も

嫌味にならず、

前後編約5時間弱を一気に観せてしまいます。 

時代の流れに取り残された会津藩とその民の悲劇が、

白虎隊を中心に感動的描かれています。

ラストシーンでの、敗戦後にふるさとを追われる

会津藩の民を見ると、明治維新というものが

日本国内の地方地方で意味が違うんだということを感じます。 

「もう少し時がゆるやかであったなら」 

近代国家「日本」の生贄にならざるを得なかった運命、 

そしてその後の筆舌に尽くしがたい苦難・・・ 

そして再び、国家の犠牲に「させられた」福島の地・・・・・ 

まさに落涙を禁じ得ない名作です。



 

日本ではこんなテレビ番組があったんですよね。

それが今ではすっかり・・・。

やっぱりこの頃の年末時代劇スペシャルは最高でした。 

観た後に必ず会津に行きたくなる、

そんな気持ちにさせる

最高傑作の幕末動乱劇です。 

おそらくこれを超える会津戦争をあつかったドラマは

今後作られることはないでしょう。 

もし会津に行く機会があるのであれば、

この作品を見てから行かれるのをお勧めします。

昨今の年末番組は、

芸人がわめきあう下らない
バラエティばかり。 


日本はどうしてしまったんでしょうか。


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by 1maki7 | 2015-08-09 14:12